こんにちは!
今日は、英会話の学びについて私が日々感じていることをお話ししたいと思います。
「英会話は成果が見えにくい習い事」と感じる方は多いのではないでしょうか?
たとえば、英検のような試験では、級という形で成果がわかりやすくなりますね。
でも、英会話そのものはどうしても目に見える形での成長が感じにくいものです。
しかし、英検と言っても、子どもにとって文法の勉強は、楽しいものではありません。
親御さんが「勉強しなさい」と促しても、子ども自身が「やりたい」と思わない限り、なかなか覚えられないのが現実です。
試験のためだけの勉強では、真剣さを持ち続けるのが難しい子もいます。
一方で、英検を受けることにはメリットもたくさんあります。
英単語を覚えるきっかけになりますし、試験に向けて努力する経験は将来にもつながっていきます。
また、近年では受験に英検を採用し、スコアを評価に利用する学校も増えています。
ただし注意が必要なのは、英検のスコアには取得後2年間の有効期限がある点です。
たとえば、小学校や中学校で取得した英検が、大学受験時には使えなくなる可能性がありますので、この点は計画的に考える必要があります。
当スクールでは、もっと幼いうちから無理なく「試験」というものに慣れる経験を提供したいと考え、「国連英検ジュニアテスト」を採用しています。
このテストは、クレヨンを使って解答するEコースからスタートし、Aコース(英検4級相当)まで、子どもたちが無理なく段階的に挑戦できる内容です。
リスニングを中心とした問題構成ですが、上のコースになると文法問題も含まれており、幅広い力を養うことができます。
こうした試験を通じて、子どもたちが自然に英語に触れ、楽しみながら力を伸ばしていくことを目指しています。
親御さんが成果を感じにくいことへの不安や、「他のお子さんは英検に合格した」と聞いて焦る気持ちも理解できます。
でも、子どもが英検に合格しないからといって、「英語が身についていない」とは言えません。
試験の結果だけでは測れない部分がたくさんあるからです。
英会話は、焦らず、長い目で見て成長を支えることが大切だと私は思っています。